警察学校編 Wild Police Story 2話『真面目すぎると正義感が強い』

降谷零は教官から『真面目すぎる』と言われている。

諸伏景光は教官から『正義感が強い』と言われている。

 

降谷さんがただの『真面目すぎるだけ』ではなく、既にこの頃から『煽り』『嫌み』などを習得し(天然物なのかわざとなのか気になるところ……)、相手をかっとさせるトークをご披露してくれるところは、もはやバーボンの片鱗が見えます……

 

降谷さんの『真面目すぎる』はなんとなく把握できてきました。

高い能力があって余裕があるからこそ、全ての規律を呼吸するように守れるのでしょう。それが周囲にとって死ぬほど嫌みに見えることもあるのかもしれません。

宿題を写している同期に「それだと力にならない」と本気で言っちゃったりとか……

あと、手を抜くということが基本的にできない性格なのかもしれません。

能力が高い人間が、常に全力!で物事に取り組んで周囲を置いてきぼりにしたら、教官としては、そんなくそまじめに全力を出さなくてもいいから、ちょっと手を抜いてその分だけ周囲を助けてみんなから信頼を寄せられるような警察官になってくれ~……降谷~……となりますね。

 

手抜きしたら死ぬ!なマグロかよという降谷さんはなかなかに面白い人なのはさておき、諸伏景光くんです。

この『正義感が強い』という評価、なかなかに興味深いですよね。

普通は『真面目』という表現をされると思うんですよ。

でも正義感という言葉が出てくる。

 

『正義』は「人の道にかなって正しいこと」。

『正義感』は「不正を憎み、正義を尊ぶ気持ち」。

 

『正義感が強い』は、時に『真面目すぎる』という評価より過激な印象を受けます。

降谷さんだって明らかに『正義感が強い』という人です。

不正を憎み、正義を尊ぶ気持ちがある。

けれど彼に与えられたのは『真面目すぎる』なわけです。

つまり景光くんは、明らかに突出して『不正を憎み、正義を尊ぶ』タイプなのでしょう。

景光くんは、今のところ、人と上手くコミュニケーションをとれていて(萩原に松田の話を聞きに行っている)、バランス良くなんでもきちんとできる男(公安に配属されるぐらいなので)(あとライに投げ飛ばされたときに銃をすった)に見えます。

トラウマ持ちの優等生、でいいはずなのに、悪を憎む気持ちが明らかに突出している場面が多く見られたのかな……と。

 

景光君の『長野一家死傷事件』は、今のところは色々な見方ができます。

 

【ケース1】

 容疑者が挙がったが、証拠不十分で釈放された。

 幼い景光の『顔を見た、この人だ!』という証言は信用されなかった。

 

【ケース2】

 単純に犯人が見つかっていない。

 幼い景光の証言だけでは犯人に繋がらなかった。

 高明さんも景光も、時効がくる前に犯人を見つけようとしている。

 

【ケース3】

 犯人がいたのに、無理心中事件のような扱いをされた。

 犯人がいたという幼い景光の証言は信用されなかった。

 

どれもディープすぎる……景光の過去が重い……

来週のサンデーは、同期五人が一致団結して見事なコンビネーションで教官を助け、何気なく薬莢がころんと出てくるという話になると思うので、それを楽しみにすることで景光の闇を今はまだ見なかったことにしておきます……

祝!名探偵コナン警察学校編 Wild Police Story 第1話

このブログは一日のpvが50を超えたら「おっ!今日の訪問者は多かったな!」という程度のひきこもりなのですが、ある日突然爆裂pv数が上がってあってなにがあったと心底震えたときがあります。でも多くの人に来て頂けただけのようでした、よかった~!

 

 

名探偵コナンの警察学校編「Wild Police Story」がいよいよ始まりました!

当ブログでは「萩原研二 享年22歳」を大前提に考察していたのですが、なんと萩原君は大卒22歳ということが確定しました。

萩原君が大卒なら、9月まで警察学校にいて、10月から交番勤務開始なんですけれど、亡くなった時点(11月)で爆弾処理班に異動しているのはかなり厳しいです。

享年23歳なら、相当優秀だからワンチャンだと納得できるんですが……!!

(当ブログでは、その辺りのつじつま合わせのために萩原君は高卒か短大卒と予想しておりました!)

 

ということで、3つの予想を改めて立ててみました。

 

【予想1】

  降谷さんは大卒で警察学校に入学したが、国家公務員試験Ⅰ種を受けることにした(もしくは再チャレンジした)。

 

【予想2】

  しゃらくせぇ!降谷さんは優秀すぎて警察庁に引き抜きされたんだよ!!特例!!!

 

【予想3】

  降谷さんのキャリア設定変更や萩原君の享年が変更になる。

 

私は1と2ならどっちでもおいしいです!!

降谷零は「キャリアだと思うよー」と青山先生にも言われているのになぜ警察学校出身なのか、という謎は、WPSで明かされると思うので、あとは皆さんとわくわくそわそわしようと思います。

たとえ予想3のパターンだとしても、これはもう長期連絡だから仕方ない…!

私は自分の予想が当たってほしいわけではないので(私がやっているのは単なるつじつま合わせですから)、真実がどうなのか、ただ楽しみです!

 

 

 

でもって、電子書籍派の私は0時ちょうどに1話を読みました!!

いや~もう、なんかこう、情報量が凄くて、またあとでまとめるかもしれませんが、降谷さんについて少し感想とか!

 

 

降谷さんは冒頭から松田くんと殴り合いをしていて、元気が一番!100点!となりました。

景光君の「仲よくやっていけそうか?」に「はぁ? 冗談だろ?」と答えているのにもかかわらず、のちほど松田君の眼の前の席にわざわざついて話しかけています。しかも「もしかしてツンデレとか?」と言ってます。おまけになんか嬉しそう……。

 

え? どういうことですか……? 

 

降谷さんは元々、ベルモットへのよそ見フランベとか梅昆布茶アドバイスとか、なんかこう……ずれているような気がしていたのですが、まさか青山先生公認設定!?と驚きました。少しして落ち着けば、簡単な話かもしれないと思うようになりましたが!

 

冒頭の殴り合いで、降谷さんは「僕のなにが気にくわないのか知らないが…」と松田君に言っています。

松田君は「ボクちゃん警察大好きっていうその根性が気にくわねぇんだよ…」と答えています。

降谷さんは小さい頃から「金髪褐色」という明らかな外国人風貌でいじめられていました。警察学校に入学しても「金髪」という見た目で同期からしょっちゅう絡まれているというのは、教官の言葉からもわかります。

この「金髪褐色」は、外国人風貌というだけでなく、ちゃらそうだとか生意気だとか遊んでそうだとか、そういう『内面への勝手な偏見』も含まれているでしょう。

「真面目」で終わらずに「真面目すぎる」と渋い顔で評価されたのも、小さい頃から自分を傷つけている偏見への反発も含まれていそうです。

 

話は冒頭に戻りますが、降谷さんは松田君に絡まれた際も、「またか」と思ったはずです。

なのに松田君は「外見じゃなくて、警察大好きという根性が気にくわない」で絡んだわけですよ。

遠回しに、降谷さんを「良い子ちゃん」と認めていると言っているわけです。

降谷さんはあとで「えっ? 僕、警察大好きって思われてる? 嬉しい!」となったのではないでしょうか。

なりたい自分になれていることを認めてくれた松田君に対し、興味や好奇心やほんのりとした嬉しさを抱えてしまったからこそ、自ら喧嘩した松田君に近寄り、眼の前に座り、「ツンデレとか?(君も実は警察大好きなら嬉しいな!それなら仲良くなりたい!)」と言うわけですね。

 

降谷さんの思考回路が……本ッ当~~~~~に!(悶絶)

頼むからもっと恵まれてほしい~~~~~~!!

 

執行人の格好良い降谷零に惚れて帰ってきたコナン世界なのに、ただ格好良いだけで充分だったのに、降谷零のたまにずれているところを見る度にきゅん!としてしまいますね……すみません、AEDください。

 

 

次は『キャリア』ではなく『ノンキャリア』について。

降谷さんは教官から『長い警察学校の歴史の中でも類を見ない抜群の成績で入校、総代を務めた』と死ぬほど持ち上げられているところからみると、高明さんと同じように「キャリアになれるけれどノンキャリアを選択した」という可能性も見えてきました。

なんなら既に国家公務員Ⅰ種を受けて合格していて、でも蹴ったということもありそうです。

警察官になりたい!という気持ちは「ボクちゃん警察大好き」のときのやりとりからも伝わってくるので、なんでキャリアの道を選ばなかったのかは謎ですが……そこに景光君が関わってくるのかもしれません。(以下妄想)

 

降谷さんと景光君はゼロティの回想から見ても、相当仲がいいです。

降谷さんが景光君に救われたという関係だと思っていたのですが、景光君のとんでもないトラウマ(あれは重すぎる……)によって、景光くんも降谷さんに救われていそうです。

きっと、お互いがお互いのヒーローなんですよね。

 

景光君は教官に「今も両親の事件のトラウマを抱えている」と言われるぐらいですから、よほどわかりやすいなにかがあるんでしょう。下手をしたら、夜ごとうなされているとか、今も時々フラッシュバックで硬直するとか……。

そんな彼の傍にずっといたと思われる降谷さんは、未だにトラウマを抱える景光君が心配で、国家公務員Ⅰ種受験(または合格)を蹴ったのかもしれません。

降谷さんは警察官になりたいという気持ちが強すぎて、キャリアとノンキャリアは特に気にしていなかったという可能性もあります。

高明さんという身近な人がわざわざノンキャリアを選んでいたので、降谷さんは景光君には「高明さんと同じように、僕も直接みんなを守りたい」というそれっぽい嘘をついたのかもしれません。お兄ちゃんがそうなら、景光君もこの理由に納得してしまいますよね。

ああ~~~~~まさかの、まさかの重すぎる友情……!(全部妄想です)

 

 

これから警察学校組の過去が色々明かされるんでしょうが、一番重たいのは景光編まかもしれません……。

景光君があのトラウマを抱えながら「両親を滅多刺しにした犯人を捕まえたい」や「二度とあんな犯罪は起こさせない」という動機で警察官を目指していたら……。

写真のコメント「兄さん 今日からオレも警察官だ!」がずっしりと重いです……。

あと高明さんがあまりにも切なくて……!

連載が楽しみだけれど胃がすごいことになりそうです……!!

 

 

あと、予想が大外れしたので、よろしければ指差して笑ってくださいね!!

また妄想炸裂させたので、また笑ってもらうことになりそうです!

2020年の劇場版名探偵コナンの予想

2020年の春公開ということを考えると、時事ネタということで『東京オリンピック』をメインにしたオールキャラではないかと最初は予想したんです。
でもオリンピックは商業的な取り扱いが厳しく、オリンピックという名称は一切使えないので、大人の事情でとても厳しい気もします。
名探偵コナン的には、犯人が警備をくぐり抜けて大変なことに!会場が爆破された!という展開をしなければならないので、これがオリンピックのネガティブキャンペーンになってしまうかもしれないとなると、やはり取り扱いが非常に難しいですね……!
ただ、ゲスト声優がオリンピック出場選手という可能性は大いにあると思います!

では他の時事ネタ……と考えたときに出てきたのは『将棋』です。
藤井七段のおかげで、時は空前の将棋ブーム!
そして名探偵コナンに……なんと羽田秀𠮷こと太閤名人という六冠王がいます!
今後、コナンで叡王戦ネタに触れるということは、由美さんによって既に本誌で示唆されているので、もしかしたら!?と予想しておきます。
ラム編に入ってから、キーマンとなり始めている世良メアリーさんは太閤名人の母親ですし、メアリーさんはジンと繋がりがあるという雰囲気がしていますし(ぬかり発言)、太閤名人ネタなら真純ちゃんや赤井さんも出てくることになります
そしてヒロインの由美さんサイドとして、警視庁組を出すことができます。
あれっ、登場人物のバランスがかなりいいのでは!?となりました。
(降谷さんもちらっと出してくれると嬉しいな!)

この場合、ゲスト声優の一人はやはり将棋棋士でしょう!
羽生さんかひふみんか、どちらかがアフレコに参加する可能性は大いにあると思います。

というわけで、キッドの次は太閤名人という予想を立てておきます!
予告は『王手!』という太閤名人の声と、駒を打つパシッという音できまりですね。

安室透の筋肉

青山先生は降谷零の身長体重を設定していません。しかし、おそらくではありますが、降谷さんはイケメン設定に相応しい身長をもっていると思います。
170センチ後半は確実、180センチあるのかな?というところでしょうか。

ゼロティの作画で『腕を細く』という指示が青山先生から入ったことがあったのですが、つまり青山先生的には、降谷さんは筋肉ムキムキではなく、すらりとした体型であることを意識していると思われます。

降谷さんの特技はボクシングです。実はボクシングの軽量級の選手は、腕に筋肉を付けすぎないように気をつけるそうです。腕に筋肉があると、パンチのときに邪魔になるからです。
その代わり、腹筋がばきばきです。インナーマッスルが凄いことになります。腹の筋肉を使って、身体全体を捻って回転力でパンチして、ウエイトの軽さを補います。

つまり降谷さんは、見た目はすらりとした青年で、こんな腕でパンチなんかできるのかと周りに思わせつつ、しかし腹が凄い!シックスパック!ばきばき!身体全体で強力なパンチを放ち、フットワークの軽さとパンチの回数で補う!……という戦闘スタイルなのではないでしょうか。

ここで避けては通れないのが赤井秀一です。
純黒の悪夢、赤井VS降谷のときの赤井さんは、ライフルバックを背負って戦っていました。

あれは降谷さんに対するハンデではなく、ライフルバックを背負うことで、攻撃にウエイト上乗せをしているんですね。

ライフルバックでウエイト上乗せした分だけ動きが鈍くなる代わりに、一撃がめちゃくちゃ重くなる赤井さん。
ウエイトが軽いことでフットワークの軽さを生かし、パンチの回数を稼いでくる降谷さん。
実に対照的な攻撃スタイルとなっています。

降谷さんは本編でもゼロティでも二の腕をよく出してます。

でもムキムキな二の腕だとみんな「えっ!?」ってなるはずですし、でも一度もそんな描写はないので、やっぱり降谷さんの二の腕は普通に見えるのでしょう。
そんな彼が服をめくったら、「腹筋凄くない!?」ってなるんですよ!(ここまで全て妄想)
是非本編でファンへのラッキースケベ腹チラをよろしくお願いします!

赤井秀一はなぜバーボンに自分の生存を匂わせたか

このブログはゼロの執行人で安室の女になった人間による、安室透や降谷零やバーボンの話をするところなのですが、『赤井秀一さんによる謎行動』の考察をリクエストいただいたので、やってみようと思います。


赤井秀一ミステリートレインでなぜバーボンに自分の生存を匂わせたか。


これはよく謎だと言われているんですが、私の答えはとてもシンプルで、『宮野志保を守るため』です。
バーボン編のクライマックスは、哀ちゃんがシェリーばれする!?というところから始まりました。
野志保と灰原哀は同一人物なので顔がよく似ていて当然です。宮野志保と灰原哀をバーボンがイコールで繋がなくても、血縁関係を疑うぐらいはするかもしれません。
哀ちゃんからシェリーに繋がるラインがあるかもしれないとバーボンが疑えば、バーボンは徹底的に哀ちゃんを調べます。
バーボンはすぐに哀ちゃんの戸籍がないことに、そして米花町にくる前の経歴もないことに気づくでしょう。
シェリーが消えたと同時に現れた戸籍のない少女、そしてシェリは科学者。二人が同一人物だと気づくきっかけを、バーボンは得てしまうかもしれません。

赤井さんは哀ちゃんを守るために、どうにかしてシェリーが死んだことにしなければならなくなりました。そしてできれば、バーボンの眼を他に向けさせたい。

赤井さんが選んだのは、捨て身のアピールです。
バーボンが赤井秀一に執着していることを自覚している赤井さんは、『俺は生きているぞ』というアピールをバーボンにします。
(赤井さんのこの自信家なところ、好きなんですよね~~~……)

赤井さんにとって、キールとの約束は『できる限り守るもの』であって、最優先で守るものではないのでしょう。
赤井さんは、自分の認めた人(今のところ、バーボンとジンとコナンくん)以外には、死ぬほど雑な扱いをしますしね……。
(赤井さんのこのひどいところ、好きなんですよね~~~……)

そして見事にバーボンはひっかかっちゃうわけです。
(降谷零の対赤井秀一限定ぽんこつなところ、好きなんですよね~~~……)

バーボンなら本当にシェリーが死んだかどうか、シェリーの協力者は誰なのか、探り屋として調べまくってもおかしくはないのです。執念深い人ですし。
でも赤井秀一が生きているかも疑惑が発生したので、バーボンの眼が完全にシェリーから外れました。赤井さんの思惑通りです。
(降谷零の赤井秀一の思惑通りに踊らされているところ、好きなんですよね~~……)

赤井秀一、大勝利!!
……とはいかないんですが、まあ後の展開で痛み分けになりましたね。


考察しながら、赤井さんはもうちょっとキールに対して誠実になってはいかがでしょうかという気持ちになりました……。
そして警察学校編を心待ちにしております!!

祝!ゼロティ『警察学校編』降谷零はキャリア?ノンキャリア?

ゼロの日常ことゼロのティータイム、新章『警察学校編』おめでとうございます!

青山先生のスペシャルティザーイラストが最高でした……。

そしてイラストから、間違いなく5人は警察学校での同期だと確定し、警察学校組と呼んでもいいと判明したので、今回は降谷零の謎『キャリア?ノンキャリア?』に迫っていこうと思います。

 

※1箇所訂正しました、ごめんなさーい!降谷零は風見警部補より階級が上だというところまでが確定なので、階級は警部以上としか言えなかったです!青山先生が「結構上の方だと思うよー(笑)」という言い方をなさっていたので、警部か警視の可能性が現時点では高そうです。(2018.10.09訂正)

 

○キャリアだよ!派

 警察庁の公安にノンキャリアが引き抜かれたとしても、29歳で警部以上はありえない。準キャリアだとしても29歳で警部以上はありえない。

 

ノンキャリアだよ!派

 警察学校に同期がいるんだからノンキャリア。キャリアなら警察大学校に行く。

 

<追記 2018.10.9>

・雑誌で映画スタッフが降谷零を「キャリア」のつもりで描いていると発言がある。

・コナンコミックス92巻で「6年前 降谷零、警察学校を主席で卒業?」とある。

※どちらも原作で明言されたことではなく、コミックスはわざわざ「?」までつけてあるので、確定情報としては扱いにくい。

 <追記終わり>

 

29歳で警察庁の公安の警部以上確定。でも警察学校の同期に爆弾処理班のエース萩原(享年22歳)がいるので、高卒か短大卒でないとつじつまが合わない。

 

これが我々を惑わせる矛盾で、青山先生のコナン世界ではキャリアもノンキャリアも警察学校に行くのでは、設定ミスでは、などと噂されていました。

 

妄想ばかりになりますが、矛盾しない考察をしようと思います。

 

まず、降谷零の若かりし時代の家庭環境です。

回想シーンやゼロティでの『ひとりぼっち』から、おそらく降谷零は家庭環境に恵まれていません。

親はいてもネグレクトなのか、親がいなくて親戚に引き取られたのか、施設育ちなのか、その辺はわかりません。

降谷零には大学進学を支援してくれる人がいなくて、一人で生きていかなくてならないとします。

彼は優秀な高校生でしたが、国立大学志望で、世帯収入が低くて優秀な学生向けの返還なしの奨学金をもらえて、アルバイトにあけくれたとしても、それでも大学の学費を自分で払って、更に生活費を捻出するというのはかなり厳しいです。

降谷零は、大学に行きたくても行けなかった。大学進学を諦めた降谷零は、警察官という道を選びます。そこで友人を得ることになりました。

降谷、松田、萩原、伊達、景光の5人は高卒で警察学校に入ります。これで同期の友人という点はクリアします。萩原の享年22歳にも矛盾が生じません。

 

警察学校には四年制大学卒も混じってきます。その中で、座学も実地もなんでもずば抜けている降谷零は、外見も手伝って、とても目立ったと思われます。

みんな、特に伊達さんは『降谷はなんで高卒なんだ?』と不思議がるでしょう。

もしかしたらですが、景光は降谷の家庭環境も、大学進学を諦めた経緯を知っていたかもしれません。諦めるなよと声をかけたこともあるかもしれません。でも降谷零は現実は厳しいんだと笑い、みんなを守る警察官という道もいいものだと言ったのかもしれません。景光一人では、降谷零の意思を変えることはできなかったのです。

 

そんな深い事情を知っている景光がきっかけとなって、降谷の大学進学断念を仲のいい他の3人が知ったとしたら。

 

きっと松田、萩原、伊達は諦めるなと降谷に言う気がします。

「それだけの能力があるなら大学へ行け、限界まで足掻いてみろ、諦めるな。それで上に行って、もっと多くの人を守れる警察官になれ」と言って、背中をどついてくれるかもしれません。

景光と松田、萩原、伊達の4人の後押しを受けて、降谷零は断念した大学進学をすることを決めます。いつかはわかりませんが、年度内に警察官を一度辞めることになります。

翌年、降谷零は大学に無事合格し、ぎりぎりの生活をなんとか維持し続けます。

警察庁インターンへ行き、国家公務員一種に上位で受かり、無事にキャリア組警察官としてのスタートを切り、警察大学校へ行き……そして29歳までに警視となるわけです。

ちなみにこの『もっと多くの人を守れる警察官になれ』が、僕の恋人はこの国さ、というストイックさに繋がるのかもしれません。

 

高卒で警察学校入学→1年以内に警察官を辞める→大学に進学して国家公務員一種に合格する→キャリア組警察官になる

 

このコースなら降谷零の経歴を矛盾なく説明できます!!

 

<追記 2019.4.5>

コミックスで、高木君が伊達さんに「警察学校の成績もトップだったって聞きましたよ?」と言ったら、伊達さんが「バーカ!そいつはガセネタ。俺はいつも2番だったぜ……」というシーンがあります。

このことから、警察学校卒業前に降谷零が警察学校を辞めていた可能性が高いです。

降谷零が辞めたことで伊達さんがトップになり、事情を知らない周囲は伊達さんをトップだったと言うようになります。

けれども伊達さんにとってのトップはやはり降谷なのです。

<追記終わり>

 

ということは、大学生の降谷零と、警察官の4人のお友だちという不思議なグループが誕生するわけですよ。

大学生の降谷零は警察官組と夜に会うときは、毎回必ず「ちょっとそこの君、止まりなさい。今何時だと思っているわけ?はい、学生証出して。お父さんの名前言える?おうちの電話番号は?」という補導ごっこをされたり、昼間に会うと「荷物確認してもいいかな~?忙しいのにごめんねお兄さん~」って職質ごっこをされたり、任意同行だ!と飲み屋に連れて行かれたりと、素敵な学生&警察官生活が待っているわけですね…!

ゼロティ警察学校編で、降谷零が諦めた大学進学をもう一度目指すまでのきっかけが描かれているとしたら、あまりの切なさに死んでしまいます……でも読みたいです……待ってます……でもこれ全部ただの妄想なので、全然違っていたら指差して笑ってください。

 

降谷零のゼロの日常ことゼロティ7話

安室透の女になった私は早速本誌派になり、コナン本編とゼロティを全力で楽しんでいた。

純黒の降谷零は対赤井モードに切り替わっていて血の気が多くなっていたとても珍しい状態で、執行人の降谷零がこの人の本質なのだと思っていた。

 

……が、ゼロティーで色々考え直すことになった。

 

ここで、便宜上ではあるが、降谷零という人間の飾らない部分、本質とも言うべき人格を『ゼロ』と呼ぶことにする。

ゼロと接することができたのは、景光君を筆頭にした同期の友人達、それに明美ちゃんぐらいだっただろう。

 

公安警察の降谷零は、ゼロがイメージして作り出した『最強の警察官』である。

頭が良く、腕も立ち、上司としても優れていて、部下を大事にし、任務を絶対に遂行するスーパー公安警察である。

格好よすぎる立ち居振る舞いの全てが『最強の警察官』としての演技だ。

 

黒の組織のバーボンは、降谷零がイメージして作り上げた『悪の組織の有能な探り屋』である。

頭が切れて、ミステリアスで、仕事柄もあるが単独行動を好み、するどい牙を隠し持つ。

 

私立探偵の安室透は、バーボンがイメージして作り上げた『人に好かれる青年』である。

いつもにこにこ笑っていて、誰にでも親切で、どこにひょっこり顔を出して首を突っ込んでも許される、愛すべき青年だ。

 

ゼロティを読む度に、ゼロという人間はトリプルフェイスのどれに近いのだろうかとちまちま修正を続けていた。

 

バーボンは、ベルモットの話を聞きながらフランベのことを考えたりはしない。

降谷零は、料理が楽しくてうっかり作りすぎてしまうことはない。

 

こんな風にキャラに合わない部分をチェックしていくと、ゼロは安室透に近いのかもしれないと思うときがある。

 

最初から公安警察を目指し、善も悪もその身に抱え込む覚悟があったのではなく、元々は『みんなを守るお巡りさん』でありたかったのかもしれない。

誰かのフォローをそっとすることが得意な、あまり表にでるタイプではないのかもしれない。

 

ゼロティでゼロが見られる度に嬉しくなっていた私に、7話がぶつけられる。

 

まっ、待って、待って!

執行人やゼロティで見てきた降谷零は、圧倒的光属性で、そしかい(組織壊滅の略、覚え立ての専門用語を使いたいお年頃)後も公安警察としての仕事に励みそうな、そういう志の高い人……だと思っていた。

多分、降谷零としては正しい。しかしゼロは違う。

 

降谷零なら、公安警察の潜入調査官として、自分の身元が明らかになるような写真は絶対にもたない。潜入前に、データすら全部捨てたはずだ。

それでも暗号化されたフォルダに警察学校同期の友人の写真を残した。

 

これは降谷零ではなく、ゼロとしての行動だ。

 

ゼロは友人を惜しみ、懐かしむ気持ちがある。

そしてときには黙って眺めてしまうことがある。

そしてゼロは夢の中で、友人達が絶対に言わない台詞を言わせた。彼らなら『こっちにまだ来るなよ』と言うのに、真逆なことを言わせた。

あの台詞は、ゼロの言われたい言葉だ。そしてゼロの本心の欠片だ。

ゼロはひとりぼっちだ、ときどき寂しくなる、友人に会いたくなる。

亡くなった友人達のところへ行きたがってしまうことを、友人に『仕方ないな』と許してほしがっている。

 

ゼロは起きたとき、『ハッ…』と自嘲した。

最後まで自分を心配してくれた友人の気持ちを夢の中で冒涜してしまったことに対する申し訳なさ、自分の弱さへの嫌悪感、そういうものが滲み出ていた。

 

前の記事で赤井秀一にとっての降谷零は『生きる』の象徴であると書いた。

それは多分正しい。

でも降谷零とはちがい、ゼロは安室透よりの人間で、安室透にはないどろりとした黒い闇を抱えている。

ゼロは降谷零になりたがっているのかもしれない。でもきっとなれない。夢がそれを証明している。

 

ゼロティ7話を読んだ乙女達は、誰だって『降谷零は幸せになって!救われて!』と思っただろう。勿論、私もだ。

しかし、ゼロを支えてやることができる人間はみんな死んでいる。

死んでいるからこそ、彼は闇を抱えてしまった。

なのでもうこう思うしかない。

 

赤井秀一さん、どうか、どうかゼロのお友だちになってあげてください……!

 

(無理かな……うーん、無理かな……飲み友だちぐらいなら……ううーん、でも元ライだし、腐れ縁ではあるし、和解後ならいける……か!?)

 

 

どうでもいいベルモットとバーボンの関係について。

ベルモットがお風呂から電話してきてるのに、梅昆布茶ってマジレスしてるバーボンは、バーボンとしてのキャラに合ってないんじゃないだろうか……。

ときどき、降谷零とバーボンと安室透に天然なところがぽつぽつ見えていて、ゼロはもしかしたらそういう子なのかもな~~~!と喜ぶ私がいます。

でも、バーボンが梅昆布茶マジレスするから、ベルモットが安心してパシ……いえ、運転手としてかわいがっているんだろうなと思います。同時に「あなた男として大丈夫なの?」って心配してくれそうなベルモット、バーボンのねーちゃんだね……。